元・茨城県城里町(しろさとまち)地域おこし協力隊藤原のブログ

2016年4月より、東京から城里町(茨城県)に移り、地域おこし協力隊をしていた藤原のブログです。 2017年に森林インストラクター、2018年に登山ガイドⅠ取得しました!地域ネタ満載です。

水戸市最高峰、201mの朝房山でヨガ開催!

こんにちはー!
昨日とはうってかわり、冷たい風と冬らしいお天気の本日ですが
皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

きたる、4/1(日)に「朝房山ヨガ」のイベントを開催します。

参加者は男女問わず、小学生以上であればどなたでもご参加できます。
朝房山の山頂まで歩きますが、傾斜がゆるやかなので、ツラーイというよりも、気持ちいい森歩きみたいな感じで楽しめます!

 

ご興味のある方は、ぜひご覧ください♪↓

shirosato-iro.com

茨城三大銘茶、古内茶(ふるうちちゃ)のティーバッグ商品

できました!!

f:id:fujisanO:20180202091935j:plain

おとといの茨城新聞にも掲載していただきました。(18年1月31日付)

 

先日、『マツコの知らない日本茶の世界』で

800年以上の歴史の中で過去最大のブーム」と紹介されていた日本茶

番組では、「美容効果が高く海外セレブがこぞって取り入れている」、「アメリカではペットボトルの日本茶が大ヒット」などとも紹介されてましたね。

 

そんな日本茶ですが

我らが城里町には、今から250年以上前にあの水戸黄門水戸光圀公)が飲み、

その味を絶賛して「初音」と名付けたとされる茶の木があります。

その「初音」を母木としたのが「古内茶」ということで

長い歴史を持つお茶の産地なんです。

栽培面積は茨城の他の産地である奥久慈茶や猿島茶などよりも少ないため

市場にはあまり多く出回っていません。

 

しかし、長い歴史を持ち、味も美味しい古内茶を、より多くの人に伝えたいと考えて、「ティーバッグの古内茶もあると、若い人も飲めていいなあ」

と感じました。

そこから、同じ協力隊の瀬川さん、役場の綿引さん、そして組合の方々と

試行錯誤して、

やっと商品になりました。

 

f:id:fujisanO:20180202091942j:plain

 (別の取材の際に撮っていただいた写真)

 

まだ商品のロット数は少なく、製造にかかるコストも高いなどの課題があります。

でも、まずは少しずつ認知してもらい、飲んでもらって

古内茶、ひいては城里町の発展に少しでも寄与出来たら・・・と

思います。

 

2018年1月現在、常設店舗での販売は茨城県城里町の『道の駅かつら』でのみ

取り扱っています。

また、水戸市偕楽園で開催される『梅まつり』では2/17、2/24、3/3、3/10の4日間、数量限定ですが販売します。

 

3月上旬をめどに追加生産の予定ですので、その後は町内外の事業所などに

置いてもらう予定です。

どうぞよろしくお願いします!

___________________________________

2/20追記****

 

 

f:id:fujisanO:20180220142350j:plain

f:id:fujisanO:20180220142355j:plain

2018/2/8付 よみうりタウンニュース茨城北部版と、日本農業新聞にも取り上げていただきました!

ありがとうございます!

 ----------------------------------------------------------

 ■道の駅かつら

 冬季営業時間:9:00~17:00

茨城県東茨城郡城里町御前山37

TEL 029-289-2334

 

城里町ポータルサイトしろいろ

でも開発中のようすが記事になっています

 

マツコの知らない世界

雪山の経験

突然ですが、昨冬から雪山登山を始めました。
雪山登山というと、危険で、寒くてつらい。あと装備を揃えるのにお金がいる。
というイメージでキッカケもなく、やっている友人もいなかったんですが
1度知り合いに誘われてからはちょこちょこ行っています。

 

(その1回目のようすは過去の記事で紹介しています↓)

-18度 - 茨城県城里町(しろさとまち)地域おこし協力隊藤原のブログ

今冬も、何度か行ってみて、気づいたこと、ためになったことが多々ありました!
せっかくなのでまとめてみようと思います。

名付けて
『へたれが雪山登山をするための必須項目』

 

 

①雪山で天気は最重要!


晴天×風が弱いこと
下界(山登りする人が山以外のことをこう呼びます)でもそうですが
冬の曇りは寒いですよね。
山の上でももちろんそうで、例えば山の上の気温が-15度だとして
晴天×無風であれば太陽のぬくもりのおかげで、汗ばむときもあります。
曇天×風速10mの風(あるある)があれば、計算上の体感気温は-25度です。


私の場合、晴天×無風のときと同じ服装で歩いたら寒すぎて気分が悪くなります。低体温症のリスクが上がります。

(低体温症のリスクは、風×濡れているという状況でどどーんと上がります。体を濡らさないのが大事)

 

f:id:fujisanO:20180131134709j:plain

↑曇天時の黒斑山。冴えない上に見るからに寒そう

 

②装備は重要!


昨冬1回目の冬山登山は、まだ何回やるかわからないってことで、
冬用登山靴以外は買い足しませんでした。
(冬用登山靴は、保温剤が入っているので足が冷たいと感じません)

今冬は、数回予定があったので、冬山の専門用具を買い足したところ
とても快適&モチベーションが上がりました。

要は、自分にマッチした装備が夏よりもさらに重要で、

夏はそれっぽい服でもなんとかなりますが、雪山はしっかりとした登山用品店のグッズじゃないといけません。

 

drive.google.com

↑余談ですが、冬用水筒すごーくおすすめ。
6時間で80度という保温性があり、ガスで湯を沸かさなくても、カップ麺が食べれたり、コーヒーを淹れられます。便利~!モンベルのが安いです。

 

f:id:fujisanO:20180131135516j:plain

↑北横岳からの景色


③携帯電話(スマホ)は頼るべからず


以前、冬の蔵王(山形・宮城にまたがる山)に行ったことがあります。
あのとき、山頂付近は―10度でしたが、私の持っていたiphone 5sはロープウェイを降りたとたん、電源が落ちました。山を降りたらすぐ復活したので気温のせいかと。
(家族のアンドロイドは終始元気でしたが)

iphone7に変えてからは、雪山でも電源が落ちず、強くなったな!と感じましたが
やはり電子機器は完全には信頼できません。
スマホに地図をダウンロードしてあっても、予備として紙の地図とコンパスは持ち歩きたいです。
冬は特に。


④初心者向け×登山者の多い山を選ぶ


わたしも数回しか行ってないので偉そうなことは言えませんが
少なくとも初心者向けとしてインターネット上でおすすめされている山がいいなあと思います。
たとえば、八ヶ岳の北横岳。ロープウェイで2237mまで行けて、2480mが山頂です。
・標高差が少ないので体力的に楽
八ヶ岳は冬の天候がわりと安定している
・登山人口が多い
のが初心者におすすめされる理由だと思います。
(登山人口が少ないと、雪で道がわからなくなるのと、踏み固められてなくて埋もれます、スノーシューやワカンといった追加装備が必要です)

夏に何度か行ったことのある山だと道の感じとかわかっていいですね。

 

f:id:fujisanO:20180131134904j:plain

↑夏に何度か行ったことのある那須岳


⑤おまけ 車は四駆だな~


冬の雪山登山は、朝早い×駐車場の標高も高いということで
スキーヤーさんはわかると思いますが基本的に路面凍結が前提(笑)
みたいなところに行くので、四駆は必須だなと思いました。

いまは実家の車を借りていますが、四駆の車を買えるように頑張りたいです(*'▽')笑

 

⑥雪山の感想


冬山の装備は、多くを新宿南口のモンベルで揃えました。
レジの店員さんに、「冬山行かれるんですか?ハマりますよ~~~」と言われました。
が、わたしがハマったかどうか・・・?はわかりません。
朝早く、暗くて寒い時間に家を出ることに慣れないのも大きいです笑

でも、やはり山の上は最高に気持ちがいいことは実感しました。
そこでしか見られない景色があるのも確かです。

やってみてよかったなあと思う気持ちは大きいです。
厳しい自然に学ぶことは多いんだろうなあとちょっと思います。
(ガチな厳しさはガチな条件でしか発令されないだろうしそこには行かないでしょう・・・)

 

f:id:fujisanO:20180131135009j:plain

↑北横岳からの景色

 

おわりに

雪山登山に関して、わたしはプロではありません。
この記事に書いたことも、自分の経験から感じたことを
まとめただけですので、実際に行こう!という方は、もれがなくまとまった
書籍や雑誌などの専門書を参考にして、

稜線に出るなどの場合は積雪期登山技術講習会できちんと指導してもらってからデビューして​くださいね~!

しろさと里山めぐり⑥白山を開催しました!

 

こんばんは!!城里町の藤原です。

本日、6回目となる「しろさと里山めぐり」の白山ハイキングが実施されました。

朝、集合の際に少しバタついてしまい、参加者の皆様すみませんでした。

 

 

f:id:fujisanO:20180127195424j:plain

白山は、雪も多少残っていましたがお天気もよく、事故もなく

楽しいひとときとなりました♪

 

ハイキングのあとは

f:id:fujisanO:20180127195446j:plain

城里町の桂地区にある素敵なレストラン、「ベアーズ」さんにてがっつりランチを

いただきました。

 

f:id:fujisanO:20180127195426j:plain

瀬川さんが写真を撮ってくれました笑

チキンステーキです。

ベアーズさんは、ふだんは平日しか営業されておらず、今日は特別に

貸切で開けてくださいました!

美味しくてボリューミー、参加者のみなさんも絶賛のチキンステーキでした。

 

 

f:id:fujisanO:20180127200312j:plain

今回、山の上でお配りした「干し芋」は

道の駅のすぐそばに工房がある、「西田豆腐店」さんの干し芋でした。

これが、とても肉厚でやわらかく評判でした。

こちらは、注文販売のみで、500g800円とのこと。

(食べてみたい方がいたら藤原までご連絡ください!)

豆腐屋さんなので、もちろんお豆腐やお揚げも美味しいですよ!

お豆腐などは「道の駅かつら」にほぼ毎日納品されているということなので

ぜひ探してみてください♪

 

という感じで、今回も参加者の皆さんのおかげで

とても楽しく実施できました。

今回の詳細なレポートは別途、また上げようと思っていますので

お待ちください。

 

白山ハイキングマップ


今回のイベントに合わせて、白山ハイキングマップを作成しました。
こちらからアクセスしてご利用ください。(A4両面で制作してあります)

 

 

しろさと里山めぐりは、2/18高田山が現在満員、3/18高取山もほぼ満員(詳しくはホロルの湯までお問合せください)です。

 

4月以降のスケジュールも絶賛・検討中ですので

内容が決まり次第、こちらのブログでもお知らせいたします~。

 

f:id:fujisanO:20171212163205j:plain

-------------------------------------------------------------------

本記事に掲載した店舗等について

 

 ■道の駅かつら

 冬季営業時間:9:00~17:00

茨城県東茨城郡城里町御前山37

TEL 029-289-2334

 

■カフェレストランベアーズ

茨城県東茨城郡城里町大字阿波山1019
TEL 029-289-2840 ※最近電話番号が変更になったようです

ランチ11:00-13:30 ※平日のみ

 

 -------------------------------------------------------------------

 

白山のレポート記事はこちら

fujisano.hatenablog.com

 

茨城県城里町の他の山のレポートはこちらから!

fujisano.hatenablog.com

ふるさとが消える?

2018年、初めての投稿になってしまいました。あけましておめでとうございます。

 

突然ですが、先日の夜、ふと30年後の城里町を想像してみました。

なんだか、存続してるのか、そこから確信が持てませんでした。笑

吸収合併される、と話が来たら、町役場の人は反対するだろうか?と。

 

反対しない人が多いような気もしました(私の想像の話ですよ!)

 

それって、「城里町」で生まれた人にしてみたら、ふるさとが地名からなくなるってことですよね。

 

でも、城里町だって10年数前に、合併前の地名は消えたし、母親の実家の櫛引町だって鶴岡市になった。

 

そうなってくると、大事なのはそこにある『もの』なのかなぁと思いました。

(当たり前なのかもしれませんが、あまり考えるきっかけがありませんでした)

 

たとえば、わたしの好きな山もそうですよね。

どんな地名になっても山の名前は変わらないし、山はあり続ける。

お店も、住所は変われどあり続ける。

 

その土地のものを育てていくことは、地名すらもいつ消えるかわからない現代では、

ふるさとの形成にとっても大事なんだろうなぁと感じました。

 

蛇足かもしれませんが、山形県鶴岡市には、「黒川」という地名があります。

ここは、「黒川能」という国の重要無形民俗文化財で知られている町です。

鶴岡市との合併の際、「黒川」という地名がなくなる可能性もあったものの、

地元の人の強い要望で地名が残ったと母親から聞きました。

 

 

ということで、未来を想像してみるのは重要なんだなあという気づきのお話でした。