島根といえば(3)
たたら場!!(もののけ姫にも出てくる)
ということで、たたら製鉄の情報を求めて、「道の駅たたらば壱番地」へ・・・
ありました!近くにある「菅谷たたら山内」(雲南市内)というところで、当時のたたら場のようすが再現されていたり、展示されていたりするみたいです。
が、ここで菅谷へ行ってしまうと帰路の時間が危うくなってしまうので今日は断念。
代わりに、店内にあった「ままたまご」でシュークリームを購入。
この「ままたまご」は出雲界隈では有名な、平飼い鶏のたまごを使った商品を
製造・販売などしている会社です。
お歳暮などに、日持ちするプリンなどをもらったことはありましたが
イマココデ生デ食べないとっていう商品は食べたことありませんでした。
何とも言えないイビツな形のシュークリームでしたが、パリパリの薄皮の中に
本当においしいカスタードと本物の生クリームがたっぷり詰まっていて、
異常においしかったです。
新鮮だからなのか、スイーツ特有の重さはまったくなく、2個食べなかったことを後悔・・・
そして、次なる目的地は「木次乳業」!!
木次乳業も、山陰あたりでは非常にメジャーなこだわり牛乳の会社。
会社は雲南市内にあり、有機栽培で育てた牧草で牛を育てるなど、
牛乳を牛の健康なからだづくりから考えている会社です。
はじめは、雲南市内の本社に買いに行こうかなーと思ってましたが、
問い合わせたところ、買えなくはないけど商品は並んでないよ!とのことだったので
手軽に商品が買える、近くのスーパーで探すことにしました。
道の駅から車を20分走らせて、「みしまや三刀屋店」に到着。
牛乳数種類、コーヒー牛乳、有機栽培コーヒーのカフェオレやら
チーズ各種やらヨーグルトやらたっくさんの木次乳業の商品があって
興奮!
が、しかし今日は三重に宿泊予定。
要冷蔵のものをたくさんは買えないので、なんとか持ちそうなチーズ2種類と、
有機栽培カフェオレにしました。(このあと牛乳も買えばよかったと後悔)
商品は物語を知るとほんとうに何倍もおいしくなりますね。
となりの母親は、「コーヒー牛乳の方が甘くておいしいワー」と言ってましたが。
ちなみに、地元スーパーなので、東京で買うと300円強する木次牛乳1パックは
220円くらいでした。いいなーすごいなー地元価格。
島根といえば(2)
出雲大社!
ということで、近くを通ったのでさくっとお参りを。
その前には出雲市の「鰐淵寺(がくえんじ)」に紅葉を見に行きました。
わりともう落ち葉でしたが、鮮やかな感じは楽しめたし、なによりめちゃくちゃ雰囲気のいいお寺でした。
奥には滝もあったりして
なかなか見ごたえがありました。
話は変わりますが、本邦初公開 昭和6年生まれのおばあちゃん。
ショートカットがさわやかです。
ところで、雨降りなのでばーさんちの全容を載せられてないんですが、
まー山の中にあります。
んで
集落内でも熊が出たんだよ~庭先の柿を食べるんだよ~
って昨日聞いたんだけど、
それめっちゃ怖いな・・・と思いました。
そして今日
車をばーさんちに入れるところで、一匹の黒い犬が近づいてくる。というか立ち上がって車のガラスを叩いてくる。
叔父いわく、「あの犬噛むんだよ」とのこと。
それめっちゃ怖いな・・・っていうか車から降りれないし。
んで
10分くらいしたら遠くに行ったのでささっと降りました。
ばあちゃんいわく、「隣の家で飼ってる犬だよ~」とのこと。
ってそれ飼い主さんどうにかしたら。。。
と思うわたしでした。
おまけ
郷土料理の焼きサバ
(母親がパワフルすぎて疲れ気味なふじはらでした)
島根といえば
昨日出発して、車で一日で行くには遠いので、福井の敦賀に一泊しました。
風光明媚な敦賀湾
今日はたまたま近くを通ったので
鳥取砂丘に寄りました(↑は母)
車で島根とか、なんて不効率・・・と思いましたが
5時間運転してもぴんぴんしてる母親を見たり、こんな有名な観光地に寄れたりして
まーこれなら悪くもないかな、と思いました。
たんと寄り道して、午後7時に山道を運転してばあちゃん家に到着。
と、ケータイを見ると・・・・
圏外でした
が、しかし情報依存気味のわたしは母親のスマホ(auは電波入るんです)の
テザリングでブログを書いている始末。。。
でも情報断ちっていいよね。
まーずっとテザリングは不可能だから、ここにいる間は必然的にそうなりそう。
ついしん
夜ごはんのもてなし料理の量が半端なかった・・・これで女性三人分
(しかしいちばんおいしかったのは、真ん中のばあさんお手製の煮しめでした)
田舎暮らしをしていて思うこと!
■空気がきれい
山形で暮らしている母親が、東京の家に来ると、髪の毛とかすぐ汚れる。って言う。
人口密度が高いし埃も出るし、排気ガスも多いだろうし当たり前だよね。
わたしは東京でも城里町でも自転車をよく使うけど、城里町で自転車に乗ると深呼吸したくなるような空気。
東京は大げさに言うと生命維持のための呼吸。
生き物が生きるにはどっちがいいかは明白で、居心地がいいのは当たり前だよね。
そこに、花火大会のときの混雑の少なさとか、新鮮な野菜が食べられるとか、東京よりは大きい家に住めるとか、そういうところで、東京より安い賃金でも生活に満足感を得られれば
生きるのには絶対こっちの方がいいと思う。
週末のパーティとか、テレビで話題のお店とか、おしゃれのし甲斐とか、そういうのは少しだけ遠のくけど
人生の楽しみ方を変えればいいだけの話だと思う。
ただ、わたしはもともとハイキングが好きだったりそこまでおしゃれに頓着がないからスルッと馴染めた(気がする)けど、東京の友達で田舎に住みたいって考えてる友達はほとんどいない。
でもそういうのは、自分が子育てを始めていい環境で子育てをしたいとか、考え方が変わってからで全然いいと思う、なんなら定年後にゆったり暮らすために初めて田舎暮らしを始めるのもいいと思うし
子育てだって、車なしの便利さを取れば都会から出ようなんて一ミリも考えないかもしれないけど!
ところで、わたしの生まれ育った東久留米市は東京での出生率が東京の区と市部ではいちばんなんです。
http://www.sankei.com/smp/region/news/151021/rgn1510210057-s.html
あそこは、池袋まで電車で15分なのに、畑もあるしなんなら湧き水も湧いてるし、きっと政策的にもあるんでしょうね。
県庁所在地の水戸まで車で15分程度の城里町も見方を変えれば似てるかも。
やっぱり、田舎は正義!
根拠は今後も考え続けます。
いせきぴあ茨城(城里町)に行ってみました
こんにちは。茨城県は城里町の協力隊・藤原です。
8月のとある日、休日を利用して「いせきぴあ茨城」に遊びに行きました♪
(いせきぴあは土日祝は休館なので、平日休みの日です)
「遺跡」というとなかなか渋いテーマであり、若い人でも興味が分かれるものだと思います。
かくいう私もオープンから一カ月、様子見してしまいました・・・が、
身近かつ無料という気軽さからついに行ってみました。
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いせきぴあの正式名称は【県埋蔵文化財センター いせきぴあ茨城】。
城里町の、廃校になった北方小学校を改修してつくられました。
茨城県内にある約12,000か所の遺跡から出土した石器・土器などが時代、遺跡ごとに展示されています。
いせきぴあでは、担当の方が館内を案内してくれます。
私たちが行った際は、川津さんという、以前県内で発掘調査に加わった経験のある方が案内してくださいました。
まず行って最初に驚いたのは、オリジナルメモ帳がもらえること!
ではなく、元校舎の裏に古墳があったことです。
古墳の石室について説明してくださる川津さん。
草ボーボーで放置されていた古墳を、町も後押しをして形が見える状態になったとのこと。
石室は、以前から他の用途で使われた形跡があり、当時、中に
何が入っていたかは不明とのこと。
続いて校舎を進んでいくと展示してあったのは、町内から出土した石器・土器!
近所にも昔から人が住んでいたんだな~と感じるロマン。
城里町内出土品の展示「ふるさと展示」について説明してくださる川津さん
つづいてガイダンスルーム。
こちらでは調査や報告書を作る過程のビデオを流していたり、勾玉づくりや火打ち石体験ができます。
※勾玉づくりは事前に予約しておくと確実です
火打石を体験している下条隊員
長くなってきましたが、やっとメインの展示室へ!
遺跡の発掘の流れは、
【発掘】→【調査】→【本をつくる(調査結果の報告)】という流れがあり
ここでは発掘され、調査の終わった土器・石器が展示してあります。
縄文時代の展示が多いなあ・・・と思ったら、縄文時代って1万年以上の期間を指すんですね。
それは展示も多いはずだ。
展示室はこんな感じ
つくば市の遺跡から発掘されたミミズク土偶。
ちょっとかわいい
茨城町から出土したはにわ。男前です。
この展示室に関しても、時代ごとの変化を見ながら説明してもらえるので
非常に楽しいです!
その後は2階の作業スペースへ。こちらは希望すれば一部を見られます。
が、調査中の出土品が多く、写真の公開などはできないそうです。
今回聞いたお話で「へぇ~」と思ったのは、
道路や建物を建てるときは絶対に遺跡の有無を調べてから作らなくてはならないということ。
国道123号桂常北バイパス建設の際も調査をし、奈良・平安時代の住居跡が
出たようです。(藤前遺跡)
その時の出土品も展示してあるので、先人に思いをはせつつ
見てみてください。
↓
以上、「いせきぴあ茨城」についてでした!
土日休みの方も機会を作ってぜひ!!行ってみてください。
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開館時間 9:00~17:00
開館日 月曜日~金曜日(休館日 土・日曜日、祝日)
所在地 〒311-4325 東茨城郡城里町北方1481
電話番号 029-289-3300