赤岳鉱泉に行ってきました
こんにちは。茨城は城里町の藤原です。
突然ですが、八ヶ岳の最高峰・赤岳(2899m)の根本にある『赤岳鉱泉』という山小屋に行ってきました。
赤岳鉱泉は、八ヶ岳の登山口(美濃戸口)から約7キロ登り、標高2215mの場所にあります。
目的はこれ
人工氷瀑!
八ヶ岳にはいくつも、アイスクライミングができる場所があるらしいのですが、
初めての人や初心者でも気軽に体験できるようにと、赤岳鉱泉では冬季の間、人工的に氷瀑(氷結した滝)を作り、道具の貸出もしています。
そして冬季の間、週に1回、アイスクライミングの体験会を実施しています。
参加料は安いし、山頂までは行けないけど山小屋までなら行けるかな!ということで
2か月ほど前から予約してまして、先週ついに!行ったのです。
(ちなみに友人と二人で予約したのに、友人が風邪をひいて一人で行くことに・・・しくしく)
こんな感じで体験しました。(へっぴり腰!)
ロッククライミングをやっている方も参加していて、「ロッククライミングより楽!」と言っていました。
が、ピッケル(写真で手に持っている道具)にぶら下がる腕の力を必要とするので、腕の力がない私では、10mくらいのこの氷の壁を数回登っただけでヘタってしまいました。笑
やってみた感想としては・・・
うーん・・・
こわい・・・((((( ^ω^))))ブルブル
でもやってみないと、怖いのか、楽しいのか、苦手なのか、意外と得意なのか?
わからないので参加できて本当に良かったです!
そして、山の上で過ごした2日間とも、めっちゃくちゃ天気が良くて、
アー!山頂に行きたい
とすごく思いました。
(日曜日に八ヶ岳の阿弥陀岳で滑落事故がありましたが、山頂付近の尾根は冬山の技術がないと危ないのです)
来シーズンは、雪山講習を受けて、山頂をぜひ目指したいと思います。
ちなみに、冬の山小屋は初めて宿泊しましたが、水道が使えず、冬はこんな感じなのね~と新鮮でした。
そして1人で泊まってもあんまり楽しくなかった・・・笑
何時間も1人で歩いてるとき、そして100名以上泊まっている山小屋でおひとり様をしてたとき、
「ツマラン・・・・・苦行か!」
と落ち込んでたのですが
いざ、行程を終えて下山したとき、ものすごく元気になってる自分がいて、
とても久々に感じた感覚でした。
なにが言いたいかというと、その時はつまんない、帰りたい、つらい、と思っていても
山登りはそういう心理的な思いよりももっと深いところで人を元気にするんだなーということです!
高低差の少ない里山を2~3時間歩いただけでは味わえない感覚なので
ある程度の負荷のかかる行程じゃないとだめなのかもですが・・
いろいろと収穫のある週末でした!
山小屋の晩御飯がステーキでとっても美味しかったです♡
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・赤岳鉱泉ホームページ