ニュージーランドのトラックを3つ、歩いてきました
突然ですが、お休みをいただいて、南半球オセアニアのニュージーランドへ行きました。
去年の秋は、兄が働くドイツ周辺をぶらぶらして、今年は自然が豊かな場所へ行きたいと思い、
12月が夏にあたるニュージーランドにしました。
ニュージーランドには「自然保護局」というものがあり、この目的は「ニュージーランドの自然遺産と歴史的遺産を保護する政府機関」だそうです。
これだけではざっくりしていますが、その活動のひとつとして、国内の多くのハイキング・トレッキングコースが国によって整備され、
子ども連れの親子・ティーンエージャー・若いカップル・外国人観光客(わたし)など
多くの人に歩かれています。
今回の旅の目的は、そのコースのひとつ、「ケプラー・トラック」60kmを4日間かけて歩くことでした。
コース上には山小屋がいくつもあります。
この山小屋も、「自然保護局」によって運営されているものです。
日本とはまた雰囲気の違った原生林や植物など、とても素晴らしかったので写真で紹介させてください。
ケプラートラック1日目
ブロッドベイ→ラクスモア・ハット(小屋)
ケプラートラック2日目
ラクスモア・ハット→アイリスバーン・ハット
ケプラートラック3日目
アイリスバーン・ハット→モトゥラウ・ハット
ケプラートラック4日目
モトゥラウ・ハット→ケプラー・トラック駐車場
ロブロイ・トラック(日帰り)
セアリーターンズ・トラック(日帰り)
その他
※写真に写ってる日本人オバチャンは母です。
印象的だったのは、前述しましたが、若いカップルや中高生も喜んで歩いていたこと。
また、ケプラー・トラックで今回宿泊した山小屋はシーズン中は完全予約制で、1日50人ほどしか泊まれません。
キャンプサイトもありますが、それでも1日に歩く人の数はかなり制限されます。
山小屋にはガス台や就寝用のマットがあり、宿泊者は食料と寝袋はかならず持参します。
日本の山小屋、特に人気の山では一人分の就寝スペースがかなり狭く、残念ながら不快な思いをすることはよくあります。
日本人は協調性でなんとか成り立っていますが、大柄の外国人にはそのスペースでは難しく、日本ではそういう人はテント泊一択しかないようにも思います。
それでも、旅行中に「日本で中山道を歩いたよ、美しい国だよね」などと旅行者から声を掛けれることもあり、すごく嬉しいなと感じました。
日本の約7割の面積で、日本と同じ島国で環太平洋火山帯にある、ニュージーランド。
とってもいい経験ができました。
★今後のイベント情報は以下のページでチェック!