ハイカーにおすすめのアプリ「ジオグラフィカ」の紹介
こんにちは。秋空の城里町から、藤原です(=゚ω゚)ノ <曇ってきた・・・
8月から、城里町役場本庁舎に置かせてもらっている「しろさと里山マップ」の
表紙で大々的に(?)紹介している「ジオグラフィカ」というアプリ。
今日は、このアプリとの出会いからおすすめポイント、注意点を
ざっくりと!(←重要です!詳細はアプリの公式サイトで確認してくださいね)ご紹介したいと思います。
■出会い
出会いは1年半前・・・・
城里町と水戸市、笠間市にまたがる里山「朝房山」を歩いていたときのこと・・・・
ここはどこなんだ・・・・?
と、現在地不明なまま歩いていました。
というのも、迷子や遭難ということではなく、現在いる場所は、地図上で表すとどこなんだろう?
と、現在地が知りたいという場面でした。
急峻なガケや、電線など地図に目印のある場所なら、地図とまわりの風景を比較していまいる場所がわかったりしますが、
特徴のない里山は現在地を把握するのがナカナカ難しいのです。
でも里山はこういう特徴がないことがほとんど・・・
それで、日本全国、GPSが届けばどこでも使える(地図をあらかじめ取得しておけば電波がなくても使える!)
「ジオグラフィカ」という登山者向けアプリにたどり着きました。
■わたしが良いと思うポイント
このアプリの、わたしなりのおすすめポイントは
①国土地理院の地図と照らし合わせて現在地がわかる
②電波のある場所で、これから行く場所の地図を一度表示すると、
行った先で圏外になっても現在地は常に表示される(たまに誤差もあります)
③歩いたルートの記録が取れる、蓄積できる
④「ヤマレコ」などに投稿されたGPSデータを地図上に取得できる
他にもいろいろ細やかな機能がありますが、それは公式サイトをご参照ください。
何が言いたいか、というと、山岳遭難事故の約4割を占める「道迷い」の可能性を
大幅に減らすことができる、ということです!
※ちなみに③の、ルート記録の蓄積は、一定数を超えると960円かかります。
が、その960円課金は、基本的に一度限りで、情報をちゃんと引き継げば、スマホを機種変更しても改めてお金がかかることはありません。
そして、そのお金はアプリの制作者の開発費になるので、応援の気持ちとしても有効です。(開発者本人談)
■アプリ使用の際の注意点
①代替案を用意しておく
これが一番重要です!
スマホは、精密機械である以上、前触れなく故障する可能性があります。
山に入るときは、該当部分の、国土地理院の地形のわかる地図などを所持しましょう。
わたしも、歩きなれた山であっても必ず紙媒体の地図を印刷して持っていきます。
②アプリの機能は使えるものから使っていく
これも私的に重要です。
ジオグラフィカは特に、画面のデザインがちょっとわかりづらいです。
それはたくさんの機能がある故にそういうデザインになっているので
全部を使いこなそうとすると、面倒に感じてしまうかもしれません。
ですので、「現在地を確認する」「現在地と標高を知る」「ルートの記録を取ってみる」
などメインの機能をひとつひとつ使えるようになるといいかなーっと思っています。
慣れてきたら、ネット上に上がっているGPSデータを取得する、などの機能にも
挑戦(?)したらいいかなと思います。
ということで、ハイキングルートの整備されていない里山登山などにも有効な、
「ジオグラフィカ」をざっくりと!紹介しました。
アプリの詳細はこちら↓で確認してください。松本圭司さんという方が作られたアプリです。
★ちなみに、わたしも記事に書いた機能以外は使いこなせていません。
おすすめの機能などありましたら、ぜひ教えてください~。(^^)