元・茨城県城里町(しろさとまち)地域おこし協力隊藤原のブログ

2016年4月より、東京から城里町(茨城県)に移り、地域おこし協力隊をしていた藤原のブログです。 2017年に森林インストラクター、2018年に登山ガイドⅠ取得しました!地域ネタ満載です。

「地域おこし協力隊です」と言ってよく聞かれる質問

超突然ですが、地域おこし協力隊は全国で4,000人くらいいます。

4,000人の当事者は、もちろん制度について理解していますが(多分)

導入した自治体に暮らす人は、直接的な関りがなければくわしい制度のしくみを

知る機会がないと思います。

 

よく聞かれる質問は

・ボランティア?

・学生?

・隊員同士は共同生活?

城里町(自治体)から給料が出てるの?

・地域は無作為に選ばれてきてるの?(派遣されてるの?)

・3年の任期が終わったらまた別の地域に行くの?

 

とかですかね?どれも2回以上は聞かれたことがあります。

制度について知らなければ当然出る疑問だと思います!

 

ということで(気まぐれで)答えてみたいと思います。

 

・ボランティア?

ではなく給料が出ています。

額は、自治体等によって違います。

雇用関係の有無もさまざまです。(城里町は町との雇用関係があります)

 

・学生?

大学生が休学して隊員になるケースもあります。

だいたいは社会人です。

 

・隊員同士は共同生活?

自治体等によって違いますが、ほとんどの隊員は各隊員で別に住みます。

城里町は個々で賃貸業者と賃貸契約を結んでアパートなどの借家に住んでいます。

自治体によっては古民家の空き家を半強制で紹介するところもあるとか。

 

城里町(自治体)から給料が出てるの?

そうです。が、最終的には特別交付税措置という形で国からお金が出ます。

 

・地域は無作為に選ばれてきてるの?(派遣されてるの?)

派遣という形ではなく、協力隊を導入する自治体や団体が自ら募集し、

その自治体・団体に隊員を希望する人間が直接応募し、選考を受けます。

 

・3年の任期が終わったらまた別の地域に行くの?

協力隊の制度は

「人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致
し、その定住・定着を図る」

だそうなので基本的には対象地域を何度も変えることは推奨されていないと思います。

(複数の地域で協力隊を継続してやっている方もいますが)

 

 

詳しくは総務省のページをどうぞ

総務省|地域力の創造・地方の再生|地域おこし協力隊

 

 

地域おこし協力隊の難しいなと感じるところは

どんな動きをすれば給料分働いたのかわからないところかもしれません。

(成果の判断が難しく、どの活動がどういう形で表れるかはわからないので)


なのでもし、4000人いる隊員を見かけたら、暖かく見守ってくれると嬉しいです。



(自治体によっては、職員の補佐的な立場の仕事しかできなかったり

決められた仕事しかできないところも多いので、そういう場所の隊員には当てはまらないかもしれませんが。)

 

各隊員の力量やる気制度の使い方にゆだねられる部分が多い制度だと思います。

 

ということでなにか質問があればコメントください。

ではでは

 

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総務省のページ

http://総務省|地域力の創造・地方の再生|地域おこし協力隊

 

・協力隊の募集情報

地域を変えていく新しい力 地域おこし協力隊