ふるさとが消える?
2018年、初めての投稿になってしまいました。あけましておめでとうございます。
突然ですが、先日の夜、ふと30年後の城里町を想像してみました。
なんだか、存続してるのか、そこから確信が持てませんでした。笑
吸収合併される、と話が来たら、町役場の人は反対するだろうか?と。
反対しない人が多いような気もしました(私の想像の話ですよ!)
それって、「城里町」で生まれた人にしてみたら、ふるさとが地名からなくなるってことですよね。
でも、城里町だって10年数前に、合併前の地名は消えたし、母親の実家の櫛引町だって鶴岡市になった。
そうなってくると、大事なのはそこにある『もの』なのかなぁと思いました。
(当たり前なのかもしれませんが、あまり考えるきっかけがありませんでした)
たとえば、わたしの好きな山もそうですよね。
どんな地名になっても山の名前は変わらないし、山はあり続ける。
お店も、住所は変われどあり続ける。
その土地のものを育てていくことは、地名すらもいつ消えるかわからない現代では、
ふるさとの形成にとっても大事なんだろうなぁと感じました。
蛇足かもしれませんが、山形県鶴岡市には、「黒川」という地名があります。
ここは、「黒川能」という国の重要無形民俗文化財で知られている町です。
鶴岡市との合併の際、「黒川」という地名がなくなる可能性もあったものの、
地元の人の強い要望で地名が残ったと母親から聞きました。
ということで、未来を想像してみるのは重要なんだなあという気づきのお話でした。
茨城で2回目の年の瀬を迎えて思うこと
皆さん、今年も大変お世話になりました。
今年は、なんとか形が見えたことがいくつかあり、非常に学ぶことが多かった、いい年でした。
この記事では、今年やってきたことの総括!・・・ではなく、
こっちに来ての感想という、完全に個人的なお話なのですが、お時間があれば読んでもらえると嬉しいです。
ご注意①長いです②主観的です笑③仕事の話はほとんどしていません④話にオチもないです
⑤記事中に事実と異なる!という点・異論があればご連絡ください!
【東京プレミアムはある?】
地方に来てみて感じたことなのですが、「東京出身だ」というと、「へえ~すごいね!」と、何もしてないのにすごい、と言われることがありました。
なんでかなー?と考えてみると、たぶん、みんなが知っているところ、首都という意味で、「すごい」んだろうなあと思いました。
たとえば、「広島から来た」と言われれば、物理的な距離では圧倒的にハードルが高い気がしますが、広島にイメージを持たない人だと、やはり反応もしにくいかもしれません。
すみません、これについては特にオチはありません笑
【地方移住はおすすめ?】
わたしの経験を踏まえると、都市住民で、若くて、今の仕事に未練がさほどないなら、地方での生活を試してみるのはありかなと思います。
東京など都市部での仕事の経験は、短期間であっても、田舎では重宝がられる可能性があるからです。
例えば、わたしが以前やっていた仕事で、フォトショップという画像編集ソフトを使う仕事がありました。
東京では使える人はごまんといるので、特に『技術である』とは感じはしませんでしたが、都市部以外の地域では、まだデザイン化されていないものが多くあるため、
ちょっとしたチラシを作れることだったり、商品のPOPをかっこよく作れることだけでも価値があるなあと感じました。
【起きた変化あれこれ】
・服を買わなくなった
東京では、女性は競い合うようにお金を使い、見た目にお金をかけるイメージがあります。
もちろん、おしゃれが好きでやってる人も多いですよ!そういう方はかっこいいし、ステキです。
でもわたしはそうではなかったらしいです。
この地域では、競い合ってる人がいないので、もちろん私も最先端の服を着る必要がなく、服にかけるお金が限りなく0に近くなりました。
(ちなみに東京にいた頃は毎月数万円服飾品に使っていました)
・無駄遣いをするきっかけがものすごく減った
都会風を吹かせるわけではないのですが、東京では通勤で、新宿や池袋を通っていました。
想像してみてください。デパート、ルミネ、パルコ、ならまだしも(?)、充実のエキナカショップに目新しいスイーツ、、
そういった場所を毎日通るので、無駄遣いとも言える支出がけっこうありました。
が、ここでは通るのはAコープくらいなので、そういった「無駄遣いとも言える支出」は大幅に減りました。
・勉強が習慣になった
こちらに来て、通勤時間の短縮により(1日3時間→1日30分)1年目の仕事後は時間を持て余してよく晩酌をしていましたが、2年目は資格の勉強をしてみました。
その結果、思いのほか(?)成果が出たので、味をしめて、資格取得後も勉強が習慣化されてきました。
残業の多い仕事であれば、毎日の時間の確保は難しいですが、現在の仕事は時間の調整が効くので、勉強の時間を確保するにはうってつけだなーと感じています。
【求人倍率が上がった件】
わたしが新卒のときの大卒求人倍率は1.27倍、17年度卒では1.74倍と、けっこう求人倍率が上がりましたよね。
わたしが高校生の時(もう10年前だ)はアルバイトの面接も、なかなか受からないなあという印象でしたが、いまでは多くの場所で、求人広告を見かける印象です。
仕事がなければ、合わない仕事でもしがみつかないといけない・・・と考えると、
やはり仕事が多いというのは安心感があります。
参考:一般職業紹介状況(平成29年10月分)について |報道発表資料|厚生労働省
【地域おこし協力隊をやってよかったかといえば】
わたしはよかったと思っています。
この仕事の一番の魅力は試せることだと感じます。
(田舎暮らしや自分が地域に対してやってみたいことなど)
・気をつけること
家の中にいろいろいます。うちの場合だと、カマドーマやヒル、アリなどがいました。
【茨城県央の感想】
(南部も北部も住んでないので県央について・・・)
果物も野菜も畜産も、食べ物が豊富。
また、自分が実家に帰る時でも、東京の友達を呼ぶ場合でも、
東京が近いのはピカイチの魅力と感じます。
積極性やPR力が弱い、というのは内外からよく言われている気がしますが
これは性質であって、別に批判されるところではないかなあと・・・おもいます。
わたしはせっかちな気質が強いので、学ぶところも多いです。
ということで、昨日の夜にふと感じたことをまとめてみました。
それではみなさんよいお年をお迎えください!
しろさと里山めぐり・八瓶山開催&1~3月のスケジュール
この記事のもくじ
こんばんは。城里町の藤原です。
先週はな、ななんと!
4日間山に登りました。(オフでの山登りを含めて・・・)
大変です。でも充実感はあります。
ということで12/8(木)は
「しろさと里山めぐり 八瓶山&そば打ち体験」が実施されました!✨
なにやら皆さん、へんなポーズしてますね。
なにかの形に似ていませんか・・・・?
そうです!八瓶山の山頂の形にそっくり!
ということで八瓶山のポーズです。笑(思い付きです)
山登りのあとは、「やまびこの郷」でのそば打ち体験!
時間の都合で行程を少し省略したものの、みなさん、楽しそうに体験されていました。
採れたばかりの城里町産の新そば、美味しかった~✨
そうそう、そば打ち体験の前には、近くの「七会(ななかい)きのこセンター」で、
特別にしいたけと舞茸の栽培を見学させてもらいました♪
二種類とも、菌床栽培(きんしょうさいばい)という、国内では主流の栽培方法です。
日ごろ口にする、きのこの貴重な栽培現場を見ることができました♪
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
今回のイベントに合わせて、『八瓶山ハイキングマップ』を作成しましたので
以下のリンクからご覧ください!
※山登りは自己責任です。ルールを守り、きちんと情報収集した上で楽しみましょう!
城里町八瓶山マップ_171206.pdf - Google ドライブ
そして・・・
★2018年1月~3月のスケジュールが出来ました!
★1/27現在、「2/18高田山」「3/18高取山」はほぼ満員となっております。
詳しくは、ホロルの湯(029-288-7775)までお問合せ下さい。
=========イベントの概要=========
■日程
1/27(土)白山-はくさん-(標高213m)
2/18(日)高田山-たかだやま-(標高255.4m)
3/18(日)高取山-たかとりやま-(標高355.9m)
※毎回、美味しいランチが付きます
※歩行時間は全日程とも、2~3時間程度を予定しています
■詳細
・参加料金:各回2,800円(定員15名) 締め切りは各日2日前まで
・参加料金に含まれるもの:保険代、山までの送迎、山の案内、昼食代
※+¥500で天然温泉のホロルの湯に入浴できます
・集合場所:城里町健康増進施設ホロルの湯
・集合解散時間:8:30ホロルの湯正面玄関に集合~14:00頃解散予定
・参加方法:ホロルの湯受付、もしくはお電話、FAXにてお申し込みください。
そのほか、山の紹介などについては、上記チラシをご参照ください。
■お申込・お問合せ先
城里町健康増進施設ホロルの湯 (月曜定休)
(茨城県東茨城郡城里町下古内1829-3)
☎029-288-7775 FAX:029-288-7726
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■本記事に登場した事業所のご紹介♪(各施設名がリンクになっています)
・城里町健康増進施設 ホロルの湯 ※本イベントの主催です
栽培所での直売のほか、道の駅かつらや物産センター山桜、水戸市内など近隣の施設に数種類のきのこを卸しています。※「主な納品先」についてはこちらのページをご覧ください
・城里町総合野外活動センター | 山びこの郷 ※2018年3月にて閉鎖予定
そば打ち体験を行った施設です。バーベキュー場としての利用が可能です。
城里町内では現在、「ふれあいの里(下記リンク参照)」にて定期的にそば打ち体験を実施しています。
詳しくは「城里町総合野外活動センター | ふれあいの里」までお問い合わせください。
茨城県・城里町の白山神社(白山)に登りました
※20/6/10追記※
こちらの記事も併せてご覧ください!↓
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城里町には「白山(はくさん)」という山があります。
でも、町内には盥が峯(たらいがみね)をはじめ、井殿山、朝房山、八瓶山、などなど
面白い名前の山が多いので、名前から受ける印象が弱く、後回しになっていた「白山」ですが、行ってみたらすごく良い山だったのでレポートしてみます。
今回のルートはこちら
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情複、 第1048号)また、ルートの記録はGPSアプリ「ジオグラフィカ」を使用して作成したものです。
国道123号線から折れると、ほどなく「白山神社」の道しるべがあり、
その先の細い道を林道まで入っていったところに、鳥居があり、
山登りがスタートです。
上の地図データのSのマークの場所に車を停めさせてもらいました。
(が、せいぜい1,2台ほどしか停められません。「道の駅かつら」からも2キロないくらいなので、大人数の場合は道の駅に停めた方が無難です。)
白山神社は、「ふるさといばらきの山(1992/3 茨城県発行)」という本によると、
"永正十二年(1515)に加賀の白山の神を勧請したと伝えられ、昔から嵐よけの神としての参詣者が多い。"
とのこと。嵐よけなんですね。わくわくです。
林道が二股にわかれる形で、左側に鳥居が現れます。
「白山神社登山口」の文字。
あとから地元の方に聞いた話によると、 しめ縄としで(紙垂)はちょうど先週、
新しくなったとのこと。
この日はイベントの下見も兼ねていたので、開発公社の住谷さんも一緒でした。
鳥居をくぐると、石像が。
写真を見てもわかるように、結構な傾斜の道です。
参道には、全国の有名な神社の名前の付いた祠が10以上ありました。
こういうものは「摂末社(せつまつしゃ)」というそうです。
季節柄、道のところどころで木々が色づき、癒されます。
15分ほど歩くと、眺望が良いスポットがあり、那珂川がよく見えます。
曇っていてもこんな感じなので、晴れていたら北部の大子町とかまで見えそう。
また少し進むと、
岩が彫られ、階段状に。
となりの山(名称不明)の色づきが半端なく良かったです!
そんなこんなで飽きることなく
山頂へ到着!
わたしの足で、駐車した場所から30分程度です。
ちらばる灯篭。長い年月の中で、倒れたりしたんでしょうか。
山頂はほとんど眺望はありません。が、開けており、休憩などにはちょうどよさそうです。
お腹も空いたので下山します。
白山は、もう一本登山道があり、今度は別の道から降ります。
こちらは、登ってきた道とは異なり、里山!という雰囲気が強いです。
あと、常緑針葉樹が多くて、少し暗いです。
落ち葉が多く、フッサフサ。だけど岩がちな山なので、
岩につまずかないように注意して下ります。
写真ではわかりづらいですが、城里町の里山ではよく見かける、イノシシの掘り跡がここにも。
それに、写真は撮っていませんが、イノシシのでかいフンもありました。。。。
うっかり山の中で会わないように、ラジオ・鈴などで音を出しながら歩いたり工夫しましょうね。
降りてくると別な神社がありました。
名前などはわかりませんでした。
もみじは落ちても綺麗だな~。
鳥居の脇には、旧桂村時代の看板が。
「分布に特殊性を有する種などが採取され絶滅の恐れが生じています。」
とのこと。
自分の山ならまだしも、他人の山、国有林などでの植物採取は控えましょう。。
さて、下りて車道に出て、右に行くと「白山荘」という趣のある温泉旅館があります。
数年前に閉業されたそうですが、このあたりは温泉が出るんですね。
お昼は近くのお店でランチ。
阿波山郵便局(茨城県東茨城郡城里町阿波山1020−1)の隣にある「ベアーズ」というお店です。
「今日のランチ」にあった、チキンステーキというのを食べました。
めっちゃ美味しかった~~~~~~~~
コーヒーもしくはお茶付で¥800です。
ということで、茨城県城里町・桂地区(旧桂村)にある「白山」について書いてみました。
GPSデータを利用の場合は以下のページから取得できます。
訪問日:2017年11月30日
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コースタイム(所要時間)
1115駐車スペース
1140山頂神社
1145駐車スペース(鳥居)発
1215下山
1245駐車スペース(鳥居)着
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◆周辺情報
茨城交通バスにて「水戸駅北口」停留所にて乗車、「白山入口」停留所にて下車。
位置関係は右記リンク先でご確認ください。→地図検索 | 茨城交通
・マイカーを利用の場合は1キロほど先の「道の駅かつら」の大型駐車場をご利用ください。
・カフェレストラン ベアーズ
茨城県東茨城郡城里町大字阿波山1019
TEL029-289-4386 →電話番号が変更になったそうです。正しくは029-289-2840
ランチ11:00-13:30 ※平日のみ
※詳しい営業内容については直接お問い合わせください。
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茨城県城里町の他の山のレポートはこちらから!↓
鶏足山の記事がアップされました&かぶら漬けを漬けました
アウトドア情報のWEBメディア「.HYAKKEI」に城里町の山情報が掲載されました。
今回は、鶏足山の保全活動にも取り組んでいる加藤さんと、9月に登った際のようすを
レポートしています!
初めて行った人はなかなかチョイスしない、「大沢峠(おおさわとうげ)コース」&「珪石山(けいせきざん)コース」を歩きました。
このコース、山を歩く人にはおすすめです。(所要時間がファミリーコースや健脚コースより長いので、体力に合わせてコースを選んでくださいね。)
話は変わりまして
かぶら漬けを漬けました。
流れを要約すると
先日、江戸川区との交流事業で訪れた「江戸川食文化の祭典」で
隣の「山形県鶴岡市」ブースで売っていた、伝統野菜の「あつみカブ」を
買いました。しかも、これまた伝統の「焼畑農法」でつくったカブです。
(焼畑農法は、畑地を焼いて地力を上げ、再び畑地にするという昔は日本の至る所で行われていた農法です。)→焼(き)畑(ヤキハタ)とは - コトバンク
これを、添付されていたレシピ通りに漬けました。
真っ白だった中身が・・・・
一週間ほどで鮮やかな赤色になりました。
これを、鶴岡市出身のいとこに食べさせたんですが、
「最近、銀座の良いお店で、このかぶら漬けが出てきて、見直したところだったんだよね~」と言ってました。
身近すぎると価値がぼやけてしまう現象ですね。。。
(ちなみに、山形県鶴岡市は母方の実家があります。くわしくは→
鶴岡という地域 - 城里町(茨城県)地域おこし協力隊藤原のブログ)
わたしはこのネギを始めて食べたとき、その甘さと柔らかさには感動しました。
今年の冬、まだご賞味でない方はぜひ!ご賞味ください。
3月ごろまでですよ。
「道の駅かつら」などで売っています