茨城県・城里町で盥が峯ハイキング(なんと読むでしょう?)
先日のとある晴れた日曜日、茨城県・城里町の桂地区のさらに細分化された地区、
上圷(かみあくつ)地区のイベント「盥が峯ハイキング」(盥が峰)に参加してきました!
へ~地区でハイキングイベントなんてやってるんだ!いいな!
と思ったら、この地区では初開催のイベントのようです。
上圷地区といえば、この広大な平地!
なので今回の目的地はとなりの地区の山です。
今回登る山は名前が非常にめずらしい「盥が峰」(たらいがみね)。
名前の由来・・・知りたい・・・わからない・・・
ちょっと調べてみます。
まずは廃校となった圷小学校に集合し、区長さんたちの開会挨拶。
お弁当を受け取って、10時にハイキングスタートです。
わきあいあいと、田んぼのあぜ道を歩きます。
車の交通量の少ない道なので、ゆったりと歩けてよかったです。
あそこに見えるのが盥が峰!・・・と言われても里山は見た目で判別できないんだなあ。笑
途中休憩なども入れつつ、1時間ほど歩くとどんどん山に近づいてきました。
いよいよ登山口。たしか看板などはありませんでした。
登山口から5分ほどあるくと、明るい森の道になります。
晴れた日は、木立からの木漏れ日でとっても癒されます。
登山口から10分。古びた鉄塔がありました。
なにに使われていたかはわかりません。
鉄塔を過ぎて5分ほど歩くと、三角点のある山頂に着きます。
山頂までは登山口から15分!
里山は森歩きを楽しむのが醍醐味ですね。
三角点に乗っている彼女は、今回声をかけてくれた現在の上圷地区子供会会長の
森田さんの娘さんのことみちゃんです。
バスケをやっているらしく、めっちゃ元気!
山頂は展望がなく、杉の木が生えているので少し暗かったです。
が、せっかくの山頂なので集合写真を撮りました。
来た道を戻って下山します。
木々の隙間から景色が見えます。
なんとなくセクシーな倒木などを越えつつ
下山!
山頂に展望がないため、下山後に農耕車の通る道(農閑期なので通らない)でお昼を食べました。
登山口のそばに、ライフル銃の弾のごみが落ちてました。
この付近にもイノシシがけっこう出るらしく、有害鳥獣の捕獲も行われているようです。
今回の参加者は36名。
子どもから、わたしたちのような若い人、それに70代くらいの方まで
非常~~に多様な年代の方が参加されていました。
それもあって、いろんな世代の方と交流できたのがすごく楽しかったです。
私自身は、これまで「多様な年代との交流は重要だ」と話には聞きつつも、
そういった交流の経験があまりなかったのですが、
実感できるすごく良い機会になりました。
こういうことって本当に、経験しないとわからないものなんですね。
そういう場を作ってもみたいし、参加もしていきたいなあと思います。
(若い人の参加率はどうしたら上がるんでしょうか・・・)
今回のコースは以下のような感じです。
(城里町上圷地区の副区長さん・入野さんがGPSを使用して作ってくださいました)
また、裏面には城里町の主要な山一覧も!ワーイ。登ってみよう。
-18度
山梨の瑞牆山(みずがきやま)に登りました。
冬の雪山はずっと行きたかったけれども、知り合いに登る人がいなくて
これまで行く機会がなく、今回とある友人のつてで初めて連れて行ってもらえることになりました。
日本百名山に入っているので朝7時の駐車場もけっこう人がいます。
ちなみに出発時の気温はー17度。
でも風がなければ体感はそんなに寒くありません。
日が登ってきたので、気温上がったか?と思いきや、標高が上がったのでー18度くらいになりました。
木立の隙間からこれから登る頂上が見えました。
瑞牆山はイワイワした山です。
凍った川の上をアイゼンを付けて歩きました。
非日常的な景色を楽しみながら登ることができます。
が、冬用の登山靴とアイゼンで足は重いし、道は急登でキッツーだし
あまり楽しむ余裕はありませんでした笑
最高の天気に恵まれたまま山頂に到着。
自分。手袋を外したときに風が吹いていると、一瞬で手が痛くなってくるので、
寒さってほんとにつらいんだなあと実感しました。
ちなみにおととしに行った時の写真。
右側のすてきな看板がなくなってるし、左側の標識も新しくなってますね。
過酷な自然環境で傷みやすいんだなあ。
ペットボトルの飲料も凍って、最終的には飲めなくなりました。
富士山頂は雲の中でした。
行ってみた感想は、寒い!そして足が重い。
十分に着ていったつもりだったけど、風が吹くとそれでも寒いし、
冬の登山靴がほんと~~~に重くて、夏山とは比べられないきつさがありました。
景色は本当に素晴らしいので、自分の体力に合った山に、
景色を楽しむつもりで登るならいいかなと思います。(もちろん装備と準備は万全で)
それはまた別の記事で!
-----------------------------------------
コースタイムメモ
7:30 駐車場発
11:00山頂着
12:15山頂発
14:30駐車場着
城里町(茨城県)の八瓶山はこむらのびのびの山
城里町の七会地区には山がいっぱい。
そのうちのひとつ、「八瓶山」。
標高は344mあります。
登ったあとに知ったんですが、これがかなり歴史のある山のようで、
検索すると日本昔話や山の名前が付いた曲などが出てきました。
(詳細は記事の下部へ)
では早速出発!
グーグルマップによると、
城里町徳蔵1183あたりの田んぼのあぜ道に突然、
登山者向けの看板が出てくるもよう。
さっそく、車を走らせてその住所へ向かうと・・・
通行止めだ!
が、しかし徒歩での通行は可能とのことで、その場に車を止めてそこから歩くことに。
(ちなみに道路の拡張工事で、2017年2月末までとのこと)
車を停めて150メートルほど歩くと、看板がありました。
工事の作業をされていた方が登ったことがあるらしく、話を聞くと
「途中が急だよ」
とのこと。
この言葉を後でしぬほど実感することに・・・( ^ω^)
まずは看板の横を通り抜けて田んぼのあぜ道を歩きます。
正面にもう一本看板。
後ろのコブっぽいのが八瓶山です。
「途中電柵あるけど、昼間は通ってねえから!」
と言われた噂の電柵。ここを超えます。
電気通ってないと聞いてもドキドキします。
電柵を超えると、頂上を目指す看板があり、ルートは非常にわかりやすくなっています。
コースの入り口は、藪というほどじゃないけど笹が少し伸びています。
踏み後がしっかりしていて、迷うことはなさそう。
ここから、動物に会わないように、ラジオを流し始めます。
歩いていくと、落葉樹に囲まれた道になります。
右を見るとねじねじの木・・・・
と余裕をこいて歩いていると、突然勾配が急になってきました。
写真じゃ伝わらないんですが、
道路向けのスニーカーで来たもんだから落ち葉ですべるすべる!
傾斜のキツさでで引き返そうかと思ったのは、始めてでした・・
木に申し訳ないと思いつつ、捕まらずには歩けなかったので
両手で交互に木をつかんでなんとか傾斜がゆるやかになるところまで
登ってきました。
ここで、タイトルのこむらのびのびを実感。
登り始めて20分ほどで杉の木林になりました。
ここまでくれば、落ち葉もないので滑り落ちる心配もなし。
そこから更に5分歩くと祠があり、頂上です。
じゃーん。
のぼりが急だっただけに、頂上の風が気持ちいい~。
そして
お気づきのように八つの瓶が円形に埋められています。
その一つを
開けました
水。
なんかキレイじゃない水(雨水でしょう)が入っていました。
私が開けたのは一つだけなので
興味のある方は、他の瓶もご自身で開けて見てください。
頂上付近は木に囲まれているのですが、隙間から下の様子が少し見えます。
こういう景色を見るには、新芽が出る前に行った方がいいかもしれません。
さて、時間がないので早々に下山開始。
足を埋めてるわけじゃなくて勾配が急すぎて埋まってる図。
やっぱり写真じゃ伝わらないけど帰りも滑りまくってこわい。
下りも木を伝って、そろそろと降りてきました。
コースタイム(所要時間)
11:15 道路沿いの看板を出発
11:40 頂上着
11:45 下山開始
12:15 道路沿いの看板着
コースタイムを見ても、下りに時間がかかってることがわかります。。
登山口付近には、イノシシの掘ったような穴がたくさんありました。
無事に、滑り落ちることもなく下山することができました。
靴の中が、冷や汗と落ち葉に絡んでた砂でザラザラ・・・
今回は、靴選びを完全に間違えて大変な思いをしてしまいました。
八瓶山にお越しの際は、フラット底な靴ではなく、ぜひハイキング向きの
凹凸のある靴で登ってくださいね。
たとえば同じニューバランスでも
底が平らな300番台ではなく
底に凹凸のある500番台など。
でもやっぱり一番のおすすめはハイキング専用のシューズです。
ハイキング用の靴はふつうの靴より底が厚めなので、河原の石の上を
歩くときとかも歩きやすくてなにかと便利です。
ネットでもたーくさん売っていますが、足に合うものを買うのがいちばんなので
最初はお店で試し履きするのがいいと思います。
所要時間じたいは短くて楽しみ(スリル?)も多い「八瓶山」、
おすすめの山でした。
-----------------------------------------------------------------------
おまけ
まんが日本昔話に登場する八瓶山
・【まんが日本昔ばなし】 マンジロク - YouTube(動画)←削除された模様です。すみません。
八瓶山をもとにした楽曲の楽譜販売ページ
鶴岡という地域
新年、あけましておめでとうございます。
おみくじは、暮れに引いた大吉を引きずりたいので、新年にはあえて引きません(´∪`*)
年末年始はというと、人生で10何度めかの、山形での年越しです。
山形でなにしてるかというと
機械でついた餅をみんなで丸めたり
(完成図)
田んぼの白鳥に癒されたり
(こうでねいと、は訛って読んでね)
鶴岡山王商店街めぐりをしたり
(商店街の富樫ろうそく店は数年前に旦那さんが亡くなり、その後奥さんなど女性も
絵付けをされているそう。写真は、水に浮かぶロウソクで、手書きで非常に細かい絵が描かれています)
深夜の初詣をしたりしています。(写真は父と弟)
11月に島根に行った際にも思いましたが、
山形も島根も、旅行など、一時的に行く分には非常に魅力的です。
東北や中国地方ならではの景色は、いま住んでいる茨城では
とうてい見られないものも多いです。
伝統的な神楽や能、もののけ姫のモデルになったたたら場に出雲大社、
でもその魅力と比例するくらい、暮らしが厳しいんじゃないかと私は思います。
東京や茨城などと比べると圧倒的に少ない冬の晴れ間。
雪かき。
日常的に起こる吹雪の中での出勤。
庭先の柿の実を熊が食べに来ちゃうような豊かすぎる自然環境。
批判や同情をしているのではなく、相当の覚悟がないと住めないな、と率直に思います。
地吹雪体験ツアーってあるけど、それが日常だとしたら、わたしにはむりだと思う。
つまりこの2か所への訪問を経て、茨城という地域がいかに暮らしやすいか
ということは実感を持って知りました。
知ってたつもりだけど、改めて。
ちなみに、年末に長野にも行きまして、
こんなにも雄大な景色が見られるなんて、なんてすてきなんだ、長野!
と思いました。
でもそんな長野もやはり移住にはハードルが高い。
(夏も冬も山に登るような人にはいいかも)
茨城への移住は非常にハードルが低いと思うんです。
それだけでもかなり魅力的だと思いました。
※この記事に矛盾が生じておりましたら、ご指摘くださいませ。。
【酔梟】知っていますか
これ、「ほろる」って読ませるんですよ。
このお酒は「石岡酒造」さんが作る、この時期しか味わえない無濾過の生原酒だそう。
光に当たると良くないそうで、写真を見てわかる通り新聞にくるまれています。
このお酒はもともと、石岡酒造さんが「酔鶴」(よいづる)という日本酒の弟分として
12月のこの時期に出しています。
ふだんは「ふな口の酒」という名前で販売しているそうですが
今年から、城里町の「柏屋酒店」さんオリジナルの【酔梟】パッケージができました。
パッケージと、原材料の美山錦(お米)。
柏屋酒店店主さん。
お酒についてくわしく、いろいろと教えていただきました。
「酔鶴」もそうなのですが、城里町の4軒の契約農家さんが作った美山錦を、
石岡酒造さんがていねいに作っているお酒です。
販売店の柏屋酒店さんでは、大手の大量生産の日本酒が、いかに伝統的な酒造技術と違うかなども教えてもらいました。
日本人なら日本酒の味くらいはわかるようになりたいなあ.....
それで、今年の【酔梟】は12月下旬、というかつい先週販売が始まりました!
現在、城里町の「ホロルの湯」と「割烹 川広」にて販売しているようです。
(12/27現在、ホロルの湯はまだ結構在庫あるようです!)
味見は・・・・まだしていません、ごめんなさい。
でも、買った人の話によると「メッチャウマイ」だそうです。
飲みたい。
また、城里町のお米でできた「酔鶴」は通年販売しているので
試したことがない人はぜひ試してみてください。
私は、こっちは飲みましたが、口当たりが良くて女性でも飲みやすいまろやかな味でした。
現状、【酔梟】の方はまだ、話を聞いただけなのですが
柏屋酒店さんの、「酔鶴」「酔梟」へのこだわりぐあいと、
買った方の絶賛のしかたを聞いて、良いお酒があるって素晴らしいと思いました。
ぜひ、気になった方は飲んでみてください。
そして感想を聞かせてくださいね!
-------------------------------------------------------
・城里町健康増進施設 ホロルの湯
※お酒の販売は二階食堂奥の冷蔵庫です。【酔梟】720mlで2,000円。
営業時間:10時~20時
定休日:月曜日
電話: 029-288-7775
・割烹料理 川広
営業時間:要問合せ
定休日:火曜日
電話: 080-8856-7990
・柏屋酒店
営業時間・定休日:要問合せ
電話: 029-288-5522